クリスチャン執筆家フィリップ・ヤンシー氏は本誌に送った電子メールの声明で、既婚女性と8年間不倫関係にあったと述べ、執筆と講演活動から引退すると表明した。
ヤンシー氏は1971年にキャンパス・ライフ誌で執筆活動を開始し、同誌は数年後に本誌傘下となった。数十年にわたり本誌に寄稿し、報道記事を執筆した後、常連コラムニスト兼エディターとして活躍した。著書『What’s So Amazing About Grace?』は1500万部以上を売り上げている。彼はしばしば、痛みや苦しみに直面しながらも信仰を持つというテーマについて著した。
76歳のヤンシー氏は、妻のジャネット・ヤンシー氏と55年間結婚生活を送ってきた。彼は「クリスチャニティトゥデイとの長年の関係を考慮して」このニュースを本誌に送ったと述べた。
ヤンシー氏は次のように続けた。
「大変恥ずかしいことですが、私は8年間、既婚女性と罪深い情事を故意に続けてきたことを告白します。
私の行為は、結婚について私が信じていることの全てに反するものでした。また、私の信仰や著作とは全く相容れないものであり、彼女の夫と私たちの両方の家族に深い苦痛を与えました。相手の家族への敬意から、これ以上の詳細はお伝えできません。
私は神と妻の前で自分の罪を告白し、専門的なカウンセリングとアカウンタビリティ・プログラムを受けることを決意しました。私は道徳的にも霊的にも失敗し、自分が引き起こした破壊的な出来事を深く悲しんでいます。私の行為が、これまで私の文章を信頼してくださっていた読者の皆様の幻滅につながることを痛感しています。何よりも最悪なのは、私の罪が神の名誉を汚してしまったことです。私は自責の念と悔い改めの気持ちでいっぱいで、神のあわれみと恵み以外に頼るものは何もありません。
私は今、信頼関係を再構築し、55年間の結婚生活を修復することに集中しています。キリスト教の働き人としての資格を失ったため、執筆、講演、ソーシャルメディア活動から引退します。その代わりに、残された人生を、これまで書き記してきた言葉に恥じぬよう生きていきたいと思います。神の恵みと赦し、そして皆さんからの赦しを祈ります。そして、私が傷つけてしまった人々の人生に癒やしが訪れますように」。
ヤンシー氏は妻の声明も発表した。
「私、ジャネット・ヤンシーは、裏切りを経験した者だけが理解できるトラウマと打ちひしがれた状態の中から、今この言葉を語っています。しかし、私は55年半前に神聖で拘束力のある結婚の誓いを立てました。そして、その約束を破るつもりはありません。神がイエスを通して、フィリップの罪を含め、世の罪の代価を払い、赦してくださったことを、私は受け入れ、理解しています。計り知れないトラウマを抱えながらも、赦す恵みを神が与えてくださるように。どうか、私たちのためにお祈りください」。
2023年、ヤンシー氏はパーキンソン病と診断された。彼は本誌に寄稿し、病気が徐々に彼の能力を蝕(むしば)んでいく様子と、妻が介護という道のりに向けてどのように準備を進めてきたかについて語った。
彼は今年も公の場で講演する予定があった。ヤンシー氏は水曜日、カリフォルニア州パサデナのレイク・アベニュー教会で、壊滅的なイートン火災の1周年を記念する礼拝で講演する予定だったが、同教会の告知の中では彼を講演者のリストから外している。ヤンシー氏のソーシャルメディアページは削除されたようだ。